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    SE残酷物語:先輩の結婚の話

    作成日:2016年1月2日
    コメント:(0)
    カテゴリー:SE残酷物語, 仕事での出来事
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    昔の会社で一緒に働いていた先輩の話。

    仮にK先輩とする。

    K先輩は面白い人だった。
    体のほとんどが冗談で構成されているようなひとで
    行動も発言も発想もつねにジョークとともにあった。

    そのK先輩に聞いた話。

    当時、九州のとある半導体工場で自動搬送ロボットの最終調整の仕事をしていたそうな。
    自動搬送ロボットってのは半導体工場のクリーンルーム内で
    ラインから別のラインへ部品を上に乗せて運ぶちょっとしたロボットで、
    その制御プログラムの最終調整をしていたらしい。
    で、ラインは実は別のメーカーのもので当然接続が一発でうまくいくわけもなく
    工場の稼動も迫っているのにぜんぜんうまくいかなくて炎上していたらしい。
    そこをK先輩はなんとたった一人で対応していたらしい。
    ほとんど一週間、工場に泊り込みで風呂にも入らない状態で!
    お客さんもカンカンに怒りっぱなし。


    実は、その日、先輩は京都で午前中に結婚式でした。
    でもまだ九州にいた。。。

    上司にはもっと前から代わりの人を寄こしてくれるように依頼していたのにぜんぜん来ず、
    お客さんはめちゃくちゃ怒っているので「結婚式があるので帰ります」とも言えず、
    やっと代わりの人が来たのは結婚式の当日朝だった。

    結婚式は事情を式場に説明して午後に変更してもらい、
    すぐに京都に帰り、ホテルにつくなり風呂に入り一週間分のアカを落とし
    なんとか午後から結婚式を開始。

    で、なかなか代わりの人を寄こしてくれなかった上司が当然、招待席に来ている。
    なんなのこの上司w

    K先輩はそこでささやかな復讐をする。
    まずは、テーブルの割り当てをちょっと工夫して上司と同じテーブルには
    ぜったい上司と共通の話題がないような人たちを集めて孤立させる。
    せこ!

    そして新郎のスピーチのとき、
    今日の結婚式が午後になったのはそこの上司のせいです!
    っと名指しで晒す。
    おいおいおいおいおい。

    で、まぁなんとか結婚式はできたが

    結婚した数日後、
    上司からの復讐なのかどうかはわからないが
    K先輩は香港への単身赴任を命じられた。
    ・・・ぜったい上司からの復讐だと思う。

    その仕事っていうのは、
    香港空港内の自動倉庫システムのプログラムの調整だった。

    K先輩は新婚早々香港に飛び立ち、
    そのまま香港空港内に3年とどまった。
    ・・・3年、空港からでなかったそうですよ。
    帰国もしなかったそうな。
    なんだかなぁ。

    で、香港についてしばらくして日本の嫁さんから電話があった。
    嫁:「妊娠した」
    K先輩:「ふーん」

    数ヵ月後
    嫁:「生まれた」
    K先輩:「ふーん」

    その間、一度も帰国せず、嫁も香港に来ず。

    3年経ってやっと日本に帰ったときには
    子供は二歳半になってましたとさ。
    二歳半になって初めて自分の子供に会うって・・・
    この人は。。。

    ちなみに二人目の子供は同じような感じで
    生まれて半年後に初めて会ったそうな。

    なんだかね、SEって仕事以前に
    このK先輩の性格のほうが問題な気がしてきたぞ。





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